[Folding Canoe "Ally"]
フレームザックの代名詞にまでなっているベルガンスが提供するフォールディングカヌー「アリー」は、1974年に生産が開始されました。その2年前の1972年、ビヨン・ルンダ率いる4人の探検隊がアラスカのブルックス・レンジに探検行を実施しており、その探検用に開発されたのが始まりです。
彼らの探検は非常に厳しいものでしたが、カヌーの性能は高く評価され、アリーブランドのフォールディングカヌーが生まれることになったわけです。アリー・フォールディングカヌーの技術は19世紀末に北極海の海氷に閉じ込められたまま漂流し、北極海に海流が存在することや、北半球では風に対し海流が右偏することなどを発見したノルウェーの探検家、F・ナンセンの北極点挑戦に使用されたスキンボート(カヤック)から発展したものです。
70年代後半には、ハンガリーやカナダでライセンス生産が行われていましたが、製品の質を考え、現在ではノルウェーでのみ生産されています。フレームザックの生産で培ってきたフレームワークの技術力が随所に行かされています。
アリーの生産行程は、ほとんど手作業で行われており、高い品質を保っています。アリーはドイツを中心にしたヨーロッパ市場で特に高い人気を誇り、週末のファミリーカヌーイングから本格的な遠征までをカバーしていますが、その信頼性の高さは、多くの遠征実績から生まれています。極地方から熱帯のジャングル地帯まで、世界中のフィールドにアリーはその足跡を残しています。
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