◆◆アウトドアでは、夜も楽しい 〜2004年5月◆◆

2004年の天文イベント

アウトドアに出ると、いろいろな楽しみがあります。 ふだん見たことのないような形の雲に気がついたり、それによって天気の変化を知ったりすることもできます。空の色の、季節による変化や、毎日違う夕焼けの色など空にはおもしろくて美しい現象がたくさん見られます。 今年は天文現象に大きなイベントが目白押し、天文ファンには忙しい年となっています。 今年見られるいくつかの天文現象をご紹介したいと思います。

≪ふたつの彗星が同時に接近≫
 2004年春、2つの彗星が明るくなると予想されています。2001年8月に発見されたニート彗星(C/2001 Q4)と、2002年10月に発見されたリニア彗星(C/2002 T7)です。彗星といえば、前回地球に近づいたヘール・ボップ彗星が記憶に新しいところです。ヘール・ボップ彗星は尾が長く、非常に美しかったので、印象的な写真がとれました。  今回のふたつの彗星は地球上からふたつ同時に観測できる、非常に珍しい機会です。時間があったらぜひ、星空を眺めてみて下さい。

 5月19日、4月下旬に夜明け前の東天低く見えていたリニア彗星(C/2002 T7)が、地球に最接近しました。期待通りに増光し、尾が長くて50度におよぶ姿が見られるようです。しかし残念なことに、現在リニア彗星は日本の西天に現れておらず、観測はできません。南半球では新月のため尾の見やすい条件下での観測が可能で、ニート彗星と80度の間隔で並ぶ珍しい光景を目にすることができているようです。リニア彗星が再び日本の空に戻ってくるのは、5月下旬ごろからです。

 下記のWEBでは美しいふたつの彗星の様子や、そのほかの天文現象を随時紹介しています。
よろしかったらご覧下さい。

アストロアーツ Web サイト(『月刊星ナビ』という雑誌を発行している会社です)
        http://www.astroarts.co.jp/ 

≪2004年6月8日 金星の日面通過≫
 6月8日の昼過ぎから日没まで、金星が太陽面の上を動いていく「金星の日面通過」が見られます。 金星の日面通過が見られるのは1882年12月以来122年ぶりのことで、日本から見えるものに限れば130年ぶりの現象という、たいへん珍しい現象です。平日のお昼ですが、ぜひ時間を見つけて観察しておきましょう。

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